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ネット恋愛や街コンなど出会いの場も多様化しているが、職場恋愛経験者も決して少なくないようだ。

リゾート施設でのアルバイト情報サイト「リゾバ.com」を運営する株式会社ヒューマニックの調査によれば「職場恋愛経験あり」と回答した人は25%に及んだという。この調査は10~30代の男女608人を対象に2013年7月8~12日に実施されたものだが、「職場恋愛している(していた)人を知っている」割合も合わせると61%に及び、半数以上の人にとって職場恋愛は身近なできごとのようだ。




しかし「職場恋愛に憧れない」割合は34%で、「憧れる」26%を大きく上回る結果に。その理由は「別れた後が気まずい」34%「公私混同しそう」26%となっている。

なぜ職場で恋に落ちてしまうのか。その理由として単純接触効果が考えられる。これは心理学用語で、見たり聞いたりする機会が多いと好感度や印象が高まるというもの。毎日顔を合わせる職場の相手はまさにこれにあてはまるといえる。


調査でも職場恋愛の相手として「同僚」34%、「先輩」25%、「上司」と「後輩」がいずれも14%で、常に顔を合わせる相手がランクインしてい る。職場恋愛に発展したきっかけも「同じ仕事をしている」25%がもっとも多く、「飲み会・食事で意気投合」が「相手から告白」と並んでいずれも16%で 2位につけている。


心理学には困難な状況を共有した相手に好意を抱く吊り橋効果という言葉もある。揺れる吊り橋の上での緊張や興奮が一緒にいる相手からもたらされたものと捉え、意識してしまうことをいうが、職場でも困難なプロジェクトをともに戦った仲間に親近感を抱くということはあるのではないだろうか。


職場には恋愛に発展しやすい環境が整っているということになるが、こうした一時的なきっかけがすべて恋愛関係へと発展していくわけではない。しかし、6割もの人が職場恋愛を身近に感じていることも事実。頑張ってみる甲斐はあるのかも?


引用元:http://irorio.jp/eika_k/20131030/84869/